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ドイツサッカー観戦便利帳
ドイツ国鉄・ジャーマンレイルパス情報

 

 

観戦便利帳 "英国を安く移動する"  

ドイツアウトバーンをレンタカーで疾走する

欧州を格安航空会社で自在に移動

 

◆何故ドイツ鉄道なのかについて

多くの方がワールドカップではドイツを訪れ、そして一番便利に利用されたのがドイツ国鉄ではないかと思います。もちろん飛行機でもドイツ各地へ行く事が可能ですがやはり航空運賃が高い、そして空港から市内への移動も面倒。

と言う事で実際にドイツへ行かれ最も利用が多いと想像されるのが鉄道での移動です。私自身もワールドカップではドイツ国内の12都市の会場への移動はドイツ国鉄を利用させて頂きました。その移動にはドイツ鉄道が最も重宝したのは事実です。又お金がない私としてはドイツ国内を有効期限内であれば自由に何回でも利用出来るジャーマンレイルパスの利用で大いに得をさせて頂いたのも事実です。その特徴や購入方法、そして実際の使い方等を簡単ではありますがご紹介して参ります。鉄道がとにかく便利なドイツでの移動法を少しでもお伝え出来れば幸いです。

トイレの恐怖と便利な駅トイレ

私のようなトイレが近いものにとっては最も重要なのがやはり移動中のトイレです。昨日ちょっと飲み過ぎてとか、お腹が痛くなってなんてあるとかなり不安です。女性の方も夏はクーラーで冷えるし冬は当然寒いしとなればトイレが不安なクルマやバスよりも比較的安心出来る列車移動を選ぶのがやはり安心です。鉄道はそんな面では一番安心且つ安全だと思います。特にドイツの列車は本当に奇麗ですし比較的運行もしっかりしていてほんと便利です。

さてDB-ドイツ鉄道の車内でのトイレで気をつけなくてはいけないのは車椅子にも対応している新しい広いタイプのものです。このタイプは鍵が電子錠となっています。観光客や慣れない方を中心にうっかりする人も多く用を足している最中に他の人が入ってきたというような光景をまま目にしました。女性の方は特に注意して下さいね。そして下の写真は駅構内のトイレです。残念ながらほとんどの駅ではトイレは有料です。それでも確実に、しかも比較的綺麗で安全なトイレがあるのは本当に有り難い事です。だいたい0.5ユーロ、約70円くらいの料金となっています。入り口で小銭を入れてバーを押し回して入る。後は普通のトイレと同じです。

ただ駅によっては大きな用を足す場合と小では入り口が違っていて料金も違う所があるので注意して下さい。小に行きたかったのに大の方へ進んで高い料金を取られたなんて経験を何度もしたことがあります。それでもどこの駅でも必ず奇麗なトイレがあるというのは有料ではあっても本当に安心で有り難い事です。通勤途中になかなか空かないトイレを待って冷や汗が出たという経験も多々あるのですが有料ですぐに使えるトイレが日本の駅にもあったら直ぐにでも使いたい気分の私です。

そしてドイツでは何かと便利なのが小銭です。電車、地下鉄、トラムのチケット購入にはもちろん、駅の有料トイレにも小銭が必要。逆に小銭がないと困る事が多いかもしれません。但し便利なことに駅の有料トイレには必ず横に両替機が付いています。小銭がない場合にも両替出来ますから安心ですね。とは言っても決して安い料金ではありませんからやはり外出前にホテルで済ませたり、列車内で済ませればタダ=無料ですから、そう行きたくない場合でも無料のトイレがあれば早め早めに行けばより安心です。ちなみにスタジアムにもよりますがトイレはそれ程大きくなくかなり混雑しますからこちらも早めに済ませておきましょう。

車両のトイレ

DM-ドイツ鉄道にも新旧いろいろな車両があります。もちろんトイレも車両によってやはり仕様も違います。写真はインターシティーのごく一般的なトイレです。日本のものと変わりありませんから戸惑う事はないと思います。ただお世話になる事も多々ある場所ですから混雑前の空いている時にチェックしておく方がやはり安心です。そして改札がなく検札のみのドイツですから時々検札逃れなのかトイレを出たり入ったりを何度も繰り返す不審な人もたまに見かけます。本当に検札逃れか、ただお腹の調子が悪いだけなのか、真実は分かりませんが。かなり画像がぶれておりますが、これが便座部分です。前述のように日本のものとほぼ同様です。しかし最新式の車両の(前述「駅構内のトイレ参照」)トイレにはクルマ椅子での使用も出来て、鍵も電子ロックみたいなものが付いているトイレもあります。このタイプはかなり日本と様子が違っているため、特に鍵が本当に掛かっているのかどうか不安で開けたり閉めたりして確認してしまいました。

検札Gメンに捕まる!

ドイツ国鉄ではありませんでしたがベルリンの地下鉄で切符を持参しておらず検札Gメンに見つかり罰金を徴収されました。私は何を思ったかかなり無理な言い訳(言い訳という名の嘘ですね)をあれやこれや並べ立てたのですが残念ながらこれは一切聞き入れてもらえませんでした。実際には急いでいた事、たまたま小銭がなかった事、そして短区間であった事が理由でチケットを購入しなかったのですがもちろん相手にとってはそんな事は全く関係なく、ただ切符を所持しているか否かのこの一点のみにチェックが入り、もしも持参していなければ問答無用に罰金を徴収されるという結果となってしまいます。

その日地下鉄に乗っていると突然スキンヘッドのおじさんが車内でチェックをはじめ、見つかった瞬間にあっという間に電車を下ろされホームで赤切符(写真左側を参照)を切られました。 2ユーロ程度の区間の切符を買わなかった為に結局罰金40ユーロ(約6000円)を支払わされるはめに。ルールを重々承知していながらきちんと買わなかった自分が100%悪いので致し方ありません。

私ももちろん過去にDB(ドイツ国鉄)等でチェックされた経験が多々ありましたが想像以上にドイツでは国鉄でも地下鉄でもトラムでもかなりの頻度でこのGメンが切符をチェックしているのでしょう。地元の人を見ていると誰もが確実に切符を購入して乗車しています。精神的にも、金銭的にも何もメリットのない無賃乗車はくれぐれもしてはいけません!これほんとです。

長距離よりもちょっとそこまでといった場合の方が人間油断をします。急いでいても小銭がなくてもとにかく切符必須ですね!何だか自分が悪いのにショックを受けてしばらく放心状態になった私でした。

 

 


ハンブルク駅の構内、停車中なのはICEです

 

実際にレイルパスを購入・使用する

日本でのジャーマンレイルパスの取り扱い
◎日本での代理店
皆さんレールヨーロッパってご存知ですか?レールヨーロッパというのは、フランス国鉄(SNCF)とスイス国鉄(CFF/SBB/FFS)のジョイントベンチャー企業でヨーロッパ内にあるいろいろな鉄道パスの販売や予約などを各国のGSA(総代理店)を通じてアシストする会社です。一般の観光客に対して直接サービスする会社ではありませんが、日本では大手旅行会社6社がこのGSAに指定されています。このレールヨーロッパがそれら旅行代理店を通じて配布している「ヨーロッパ鉄道-パス&チケットカタログ2005」というものがあります。ほぼ旅行のパンフレットと同じ大きさで、大手旅行代理店の店頭等では旅行商品のパンフレットと同じラックに無料で持ち帰れるようになっていますので近くの代理店等でお尋ね下さい。

このパンフレットですが、ジャーマンレイルパスだけでなくユーレールパスをはじめ北欧やギリシャといった余り普段馴染みの少ないパスの概要まで網羅している優れものなのです。一つ一つはそれ程細かくはありませんが、ドイツ国内だけでなく欧州全域或いはドイツと他の国を巡る計画をされる方はぜひとも入手されることをお勧めします。行かれる国や組み合わせによって何をチョイスすれば良いのか、何が便利なのか一目瞭然になっています。無料のパンフレットと侮る事なかれ!ほんとなかなかのものですから。

◎ジャーマンレイルパスの種類
ジャーマンレイルパスには1等、2等、2等ユース(12-25歳)の3種類に加え、それぞれ4日〜10日の有効期限のパスがあります。それに2等ユースを除く1等と2等 のパスにはツインと呼ばれる2名が同一行動をする場合にのみ有効なパスがあり、これにも有効期限が違う4日〜10日のものがあります。左の写真が実物のバウチャー (クーポン)です。所謂航空券のものとそれほど変わりはありません。

 

 


フランクフルト駅正面

◎どこで買うか
インターネットで検索すればかなりの数がヒットすると思いますが、各旅行代理店で購入可能です。但し外貨建てから換算される為替の関係で日本円では多少価格に変動があるようです。私がいつも利用している友人の経営する旅行代理店(株)サミット福岡さんでは2等2名用ツインパス4日間用が1名14800円、1名用の4日間のパスで19700円という価格での取り扱いでした。取り扱う会社で多少価格は違うようですがいろいろと調べたなかでは比較的安い価格と思いますので参考になさって下さい。(価格は2005年5月現在)旅行会社等を通じて予約したジャーマンレイルパスは一度発券させると未使用の場合発券日から半年間が有効となります。半年を過ぎると使用出来なくなりますので注意が必要です。

パスは使う最初の日にドイツの駅で手続きが必要となります。パスとパスポートを添えて提出確認の後、使用開始のスタンプを押してくれます。これで後は乗るだけという事になります。(以下「実際に乗ってみる」を参照して下さい)購入すると上記のバウチャーと一緒にだいたいの代理店では英語のパンフレットも一緒に渡してくれます。

◎ジャーマンレイルパスの価格について
さてやはり価格は気になる所だと思います。以下に大まかな価格を掲載しておきます。ただし購入時期によっては為替の影響があるため価格には変動がございます。この点は充分ご注意下さい。

1等4日間 3.0万円   1等5日間  3.4万円
2等4日間 2.1万円   2等5日間  2.4万円

◎インターネットで予約する(ジャーマンレイルパスを使わない場合)
さてドイツ鉄道には乗るが、そんなにいろいろ行く訳じゃないし近距離以外は1回くらいしか乗らないよという方に特に便利なのがインターネットです。まずDBのインターネットサイトを利用して時刻表をチェック、予約、支払いが可能です。出発と目的地、大まかな時間帯を入力すれば列車の正確な時刻や列車の詳細を居ながらにしてチェックすることが可能です。結構な価格のトーマスクックの購入も不要、現地へ行って駅で一生懸命調べることもありません。

駅に改札がない代わりにどの列車に乗ってもかなりうるさく検札、或は調査員による抜き打ち検札のあるドイツではしっかりとチケットを購入する必要があります。ただし日本語サイトではなく英語サイト(その他ドイツ語サイト他有)となりますのが多少の単語を理解されればそれ程難しいことではありません。

◎実際に乗ってみる、利用の注意
VALIDATION(有効開始手続き):ドイツへはフランクフルト空港から入国される方がほとんどと思いますが、まず空港につくと表示に従って進めばすぐに空港中央駅に着くことが出来ます。(到着ターミナルによってはバスでの移動が必要です)。空港駅は地下がプラットフォームになっています。地上部分の左手一番奥にトラベルセンター(写真参照)がありここでパスの開始手続きをすればOKです。後は電車を確認して乗るだけという至って簡単に利用することが出来るのです。但しこのトラベルセンターは時間によってはかなり混雑する場合がありますので時間には余裕を持った乗車計画をたてませんと手続きに時間を取られている間に電車が出発なんてこともあり得ます。とは言ってもたくさんの本数がありますのでそれ程心配することはありませんが。

検札Gメンにご注意:先の記事のように私はこのGメンに捕まった経験者ですが、ドイツではICE等でも頻繁に車掌さんが検札にきます。これは日本の新幹線とほぼ同様ですのでたぶん皆さんの想像の通りです。ところがSバーン等の近距離列車は車掌さんではなくジーンズにTシャツといった出で立ちの検札Gメンが列車に乗り込んでおり身分証を乗客に見せながら抜き打ち検札をやっています。所謂検札Gメンとでも言うのでしょうか。IDを見せながら「俺はこういうもんだけどと、切符見せて!切符持ってる?」といった感じでどんどん切符を確認していきます。

私が初めてこの抜き打ちを体験したのがハンブルク近郊でした。最初は変な人にからまれたのかと錯覚しましたが、チケット見せろという事でした。日本の感覚だと信じられないくらい頻繁に、ちょっと2-3駅といった距離でも乗るたびにこの検札Gメンにチェックされましたから、万が一にも無賃乗車なんて考えない方が良いかもしれません。(そんな頻繁にチェックするなら車掌さんを乗務させればと正直思いました。)切符を買う小銭のない時なんか面倒でも両替して(クレジットカード用もありますが)必ず購入した方が無難です。仮に切符がないことが見つかれば乗車した区間以上の運賃に罰金を含めた金額を支払わねばなりません。フランクフルト等の大都市を中心にかなりの確率でチェックを行っているようですのでくれぐれもご注意を!

欧州の閉店法と駅の存在

ユーロで訪れたポルトガルでは見事なまでに日曜日は全てのお店が閉まってしまいます。これは欧州では一般的な「閉店法」のためです。暑いさなかミネラルウオーターが切れてしまえばホテルの売店等で高いものを買う以外に全く方法がありません。さてそれではドイツと言えばどうなのかと言えばやはり主立ったデパートや商業施設等はこの閉店法のため日曜日の営業は出来ません。たまたま観光で訪れた都市が日曜日だけの場合、その都市の魅力も半減してしまうというものです。ただ何とも便利な場所が駅です。ドイツ国内の大きな駅の売店やちょっとした商業施設は日曜、祝日に関係なく営業をしています。閉店法の例外が駅とガソリンスタンドとなるためです。この閉店法ですがワールドカップ期間中に関しては例外的に緩和する方針という事でしたがやはりどこでもほとんどのお店はしっかりとお休みでした。ただ駅の売店は常に開店していますしここで充分に間に合います。フランクフルトを例に上げれば本屋さん、多くのコーヒースタンドやサンドイッチ(日本風ではなく堅いパンに具を挟んだもの)を売るお店、お酒の買える小さなお店もあれば有料ですがトイレまで完備されています。インターネットも無線LANのエリアであり変な話下手なホテルよりもしっかりしたライフラインが完備している駅の方がよっぽど心地よいかもしれませんね。しかし真夜中の治安等の問題もありますから実際にホテルを予約せずに駅に泊まる事は得策ではもちろんありませんので念のため。 (写真は駅のプラットフォームにあるキオスクです)

ケルン駅の構内、構内に薄日が指しとても奇麗です

 

ドイツ国内の車両・各都市のトラム等

最後にドイツ国内での鉄道を少しご紹介しましょう。私は特に鉄道ファンという訳ではありませんので余り良い写真がありませんがDB,各都市のトラムを参考程度に御覧下さい。


よく見かける近郊型列車(於ハノーバー)

 


都市間高速鉄道 ICE(於フランクフルト空港駅)

 


フランクフルト駅前を走るトラム


  デュッセルドルフのトラム

注)記事に関するお問い合わせはお承り出来ませんのでご了承下さい。

 


◆サッカーチケットのお問い合わせ先

価格に関するお問い合わせ、その他のご質問等は下記までお問い合わせ下さい。
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〒270-2254 千葉県松戸市河原塚423-25
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