ニューカッスル、サンダーランド観戦記（2）

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2008-2009年シーズンにニューカッスル、そしてサンダーランドの試合を観戦しました。両クラブともにこのシーズンは好調とはいきませんでした。サンダーランドはロイキーン監督が不振の責任を取って辞任。名門ニューカッスルに至っては度重なる監督交代の影響もあり遂に屈辱のチャンピオンシップ降格となってしまいました。

●ニューカッスルからサンダーランドへ

ニューカッスルからサンダーランドへは地下鉄で簡単に行くことが可能です。セントラルステーションからグリーンラインに乗り凡そ30分強で最寄り駅まで到着します。サンダーランドの本拠地は「STADIUM OF LIGHT(スタジアムオブライト)」。これと同じ駅名があるのですが最寄り駅はその一つ先の「ST.PETER'S (セントピーターズ)」ですのでご注意下さい。但し間違えても行けないという訳ではなく若干遠いという程度ですのでそれ程心配する必要はありません。最寄り駅からは徒歩5分少々でスタジアムへ到着です。

　
STADIUM OF LIGHTのオフィス部分正面

この銅像辺りで待ち合わせしているファンもいます

さてこの日も天気は快晴。とにかく朝晩は寒いもののどんよりと曇ったロンドンとは全く違った天気です。それでも寒いながらもやはりお日様のある天気は気分も晴れやかになります。サンダーランドの赤と白のチェックのジャージを着たサポーターも何だか晴れやかに見えてしまいます。しかしロイキーン監督にとっては苦しい試合の連続でした。この試合のすぐ後12月4日にロイ・キーン監督は辞意を表明しクラブもこれを受理しました。37歳の若き監督はプレーヤーの時のイメージとは違いこの日の試合中もじっと静かに戦況を見ながら指示を出していた姿印象的でした。最終的にはサンダーランドはスブラジア氏がコーチから昇格して監督代行をつとめ2008-2009年シーズンでのプレミア残留を決定させています。これとは対照的にプレミアで名門と謳われ格上であるニューカッスルの来季からの降格が決定しています。

その後サンダーランドは2009年6月03日に2009-2010年シーズンより新監督としてウィガンを率い11位と健闘させたスティーブブルース氏の起用を固め発表しました。ブルース新監督は現役時代はマンチェスターユナイテッドでDFとして活躍し、コーチとしてはウィガンの監督をはじめクリスタルパレスやバーミンガム等での指導経験を持っています。尚サンダーランドとの契約は3年となります。

　
この日のボルトン戦のプログラムを売る少年　　　

往年の名選手の名前が刻まれたスタジアムの壁

赤と白のピンストライプのジャージを着たサンダーランドのサポーター

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