1年ぶりにやってきた南アフリカ、ヨハネスブルクです。大会開幕前は相変わらずマスコミの論調は世界一危険な都市、レイプが何秒に1件起きている等々のネガティブキャンペーン一辺倒でしたがワールドカップが開幕し日本代表がカメルーン戦での勝利で波に乗って来ると少しづつ違った面を伝える報道も増えてきました。 百聞は一見にしかず、昨年の南ア訪問で危険なエリア、してはいけない行動等をきちんと理解していましたし2度目の訪問でしたので比較的余裕を持ってのヨハネスブルク入りとなりました。また昨年はチャーターのクルマも使用したのですが今年はレンタカーの使用に切り替えて移動することにしました。またサントンの一流ホテルもとても予約が取れる状態ではなかったため出来る限り安全そうなモーテルを予約しての旅となりました。
香港から搭乗した南アフリカ航空は2度目のフライト。昨年はケープタウンからロンドン・ヒースローまで乗ったのですがアフリカを全く感じさせない良くも悪くも欧米のキャリアと全く同様のレベルのキャリアです。ただシートピッチの長さは世界トップクラスということで比較的疲れを感じさせない移動となりました。
南アフリカORタンボ国際空港に到着すると先ず2階にある自動発券機でワールドカップのチケットを入手しました。全く混雑しておらず余裕の発券となりました。そしてレンタカーの手続きを行いいよいよヨハネスブルクの町へ出発です。一番小さなタイプのクルマを予約していましたが今回はトヨタヴィッツ(現地名はヤリス)。滞在中は特に不安も不満も感じないしっかりとした走りで私たちをサポートしてくれました。
試合当日スタジアムへは直接クルマで行けないためいくつか指定されたパーク&ライドへ向かいます。ヨハネスブルクの場合は予め自分の都合の良い場所をチョイスのうえ駐車券を購入する必要がありましたので私たちも一番近そうな場所をインターネットで予約し向かいました。 駐車を終えると早速待機しているミニバンでスタジアム近くまで移動。このパーク&ライド、スタジアムともに試合開始の4時間前からオープンしますがかなり混雑するため私たちはここへ4時間前に到着することを目指してホテルを出発。但しあまりに順調に到着したためスタジアムでショッピングや食事をするもかなり時間をもてあましました。
昨年は同じヨハネスブルクにあるエリスパーク、プレトリアのロフタス・ヴァースフェルド・スタジアムで観戦しましたがこれらはラグビーでも使用される伝統のスタジアムでした。今回のサッカーシティーは新設のスタジアムでもあり広々とした敷地に真新しい設備と本当に気持ちの良いスタジアムでした。試合は20時30分からの開始。試合が終わればもう23時過ぎとなり急いでホテルへ向けて帰ります。それでも帰り着いたら0時過ぎでした。
さてこの大会で最もヒットした商品はもうお馴染みのブブゼラ。去年は地元の人でも持っていたりいなかったりでしたが今回はもう皆が持参しているという感じ。私も息子に頼まれお土産で買いましたが空港にいる観光客の多くがこのブブゼラを持っていたのが本当に印象的でした。そして今回は行きませんでしたが昨年行ったケープタウンは本当に素晴らしい観光の町でした。行きそびれた場所もありますのでまた次回ラグビーワールドカップが開催される時や招致に乗り出すと噂されているオリンピックには再び訪れてみたいと強く心に思いました。
注)記事に関するお問い合わせはお承り出来ませんのでご了承下さい。
|